Over-the-Airという形式でiOSアプリのインストールを試みるが失敗する場合がある

Tags: [ iPhone ] [ iOS ] Published: 2013/06/05

あらすじ

iOSアプリをサーバに置いてそこからインストールできるようにしたかった。

  • 結果、Over-the-Airという方式でインストール環境を作り、インストールできるようなったので手順のメモ
  • と、なぜか失敗する端末もあるので、後半にその調査メモ(とりあえず、インストールはできたが、根本原因がわからん)

インストール環境構築手順

参考サイト

前提

  • iOS端末実機にXcode経由でアプリがビルドができる状態になっている事
  • Webサーバ構築済で It works!! できる事

まだよくわかってないところもあるので、以下は必要ない手順、ファイルも多いかも。。。

別の作業と混同している可能性も。

前準備

CertificateSigningRequest.certSigningRequest 準備

はじめに CertificateSigningRequest.certSigningRequest をMac上で作成する

  • キーチェインアクセス を起動
  • キーチェインアクセス -> 証明書アシスタント -> 認証局に証明書を要求... を選択
    • メールアドレス: メアド入力
    • 通称: (なんでもいい?)
    • 要求の処理: ディスクに保存 にチェック、 鍵ペア情報を指定 にチェック
  • そのまま続ける(鍵ペア情報はデフォルトのまま)
    • 鍵のサイズ: 2048ビット
    • アルゴリズム: RSA
  • CertificateSigningRequest.certSigningRequest が作成される(次で使う)

Destribution用Certificates 作成

実機にインストールできるという事は、Developer用のCertificateは作成済のはず。今回はDestribution用を作る。

  • Apple Developer から iOS Apps へ
  • Certificates -> All(なんでもいい) -> +アイコン で新しくCertificatesを作る
  • Select Type : App Store and Ad Hoc を選択
    • 1個作ったらそれ以上作れない? 改めて見に行ったらdisable状態で選択できなかったので、以降は記憶で
  • CertificateSigningRequest.certSigningRequest を選択
  • 作成されたDistribution Certificateをダウンロードしておく: ios_distribution.cer

Destribution用Provisioning Profile 作成

実機にインストールできるという事は、Developer用の以下略。

  • 引き続き Apple Developer の iOS Apps
  • Provisioning Profiles -> All(なんでもいい) -> +アイコン で新しくProvisioning Profileを作る
  • Select Type : Ad Hoc を選択
  • Configure : Select App ID App ID を選択するが、前提で使っている実機にインストールする時に使っているProvisioning Profileと同じ App ID を選択
  • Configure : Select certificates 上で作成した時のDestribution用のCertificateファイルがあるはずなのでそれを選ぶ
  • Configure : Select devices インストールしたいデバイスを選ぶ
  • Generate : Profile Nameを入力
  • 作成されたDestribution Provisioning Profile をダウンロードしておく: PROJECT_NAME.mobileprovision

ここまでで作ったファイルは、なんかうまくいかない時に使う かも

アプリ側準備

Provisioning Profileインストール

※ ここは、サーバに PROJECT_NAME.mobileprovision を配備し、サーバ経由でインストールする方法もあるっぽい。

  • Xcodeからビルドしたいプロジェクトを起動する
  • Organizer -> Devices -> LIBRARY -> Provisioning Profiles に上で作った PROJECT_NAME のProvisioning Profileがある事を確認する
    • また、status が Valid profile になっている事を確認する
    • キーチェインへの登録とかがうまくいってないと、statusが 〜not found〜 みたいになる場合がある
  • インストールしたい端末と Xcode を接続する
  • Organizer -> Devices -> 接続した端末 -> Provisioning ProfilesPROJECT_NAME がある事を確認する
    • なければ、LIBRARYのProvisioning Profileからドラッグ&ドロップしたりして持ってくる

ipaファイル作成

  • 引き続きXcode
  • Organizerからプロジェクトに戻りBuild Settingsへ
    • Code Signing Identity を iPhone Distribution: へ変更(必要?)
  • Product -> Archive を選択
  • アーカイブ化が成功したら Organizer -> Archives 画面が起動する
    • 作成されたアーカイブを選択し Distribute... 選択
    • Select the method of distribution : Save for Enterprise or Ad-Hoc Deployment 選択
    • Choose an Identity to sign with : https://developer.apple.com で作成した iOS Distribution が存在するはずなので、それを選択
    • Save as : 保存場所とファイル名を選択、 Save for Enterprise Distribution にチェックを入れる
      • Application URL : ipaファイルを配備する時のフルパスを入力する
        • 例: IPが xx.xx.xx.xx であるサーバの DOCUMENT_ROOT/ipa/helloworld.ipa に置くとしたら http://xx.xx.xx.xx/ipa/helloworld.ipa
        • Title以下は適当で(アイコンの設定とかなので、とりあえずインストールしたいだけの場合はTitle以外空白でもいい)
  • helloworld.ipahelloworld.plist が作成される

ダウンロードページ準備

※ 作らなくても、Safari等から決められたUrlを直叩きすればインストールできる。…が、長くて直叩きはめんどい。

index.htmlとして、以下のようなリンクを持つページを作成する。

    (略)
<body>
<a href="itms-services://?action=download-manifest&url=PLIST_FULL_PATH">Download !!</a>
</body>
  
  • PLIST_FULL_PATH : plistファイルを配備する時のフルパスを入力する(ipaファイルと同じ所に置く)
    • 例: IPが xx.xx.xx.xx であるサーバの DOCUMENT_ROOT/ipa/helloworld.plist に置くとしたら http://xx.xx.xx.xx/ipa/helloworld.plist

サーバ配備

  • サーバに以下のファイルを配備する。
    • helloworld.ipa
    • helloworld.plist
    • index.html
      $ cp index.html DOCUMENT_ROOT/
  $ cp helloworld.ipa DOCUMENT_ROOT/ipa/
  $ chmod 755 DOCUMENT_ROOT/ipa/helloworld.ipa 
  $ cp helloworld.plist DOCUMENT_ROOT/ipa/
  $ chmod 755 DOCUMENT_ROOT/ipa/helloworld.plist
  

ダウンロードするのでアクセス権限を変更しておく。

アクセス、インストール

  • 端末から http://xx.xx.xx.xx/ へアクセスし、indexのリンクを叩く
  • "xx.xx.xx.xx"により"PROJECT"がインストールされます と表示されるので、インストールを選択
  • うまくいけば インストール成功

うまくいかない場合

ここからが本題。

大体うまくいくんだけど、一部うまく場合がある。なんでかがわからない。

パターン1

iOS Deployment Target のバージョンより低いバージョンの端末でインストールしようとした場合、エラーダイアログとともに失敗する。

これは凡ミスなので、TargetのiOSバージョンを下げてやればよい。

パターン2

未遭遇だが、Provisioning Profileが正常にインストールされていない場合などもこけるはず。

設定アプリの一般からプロファイルを確認。

パターン3(未解決)

これで困った。

  • Safariにて、index.htmlに記載されたリンクを叩きインストール開始
  • 端末の画面がSafariからホーム画面に遷移
  • アイコンが現れ、 待機中… と表示される
  • そこで止まる!
    • エラーなし、警告なしでずっと待機中のまま

iOSのバージョンとかにもよるのかと思ったが、違うっぽい。インストールできてる端末もあるし、Provisioning Profileも入ってるから端末の問題と思われる。

  • iOS 5.0.1: インストール成功した
  • iOS 5.1.1: インストール成功した
  • iOS 6.0.1: このエラーでインストールできなかった
  • ↑とは別のiOS 6.0.1: インストール成功した

内部のログとか見れないかと調べていると、2通りの方法で調べられた。

  1. Xcodeの Organizer -> 端末 -> Console
  2. Appleから iPhone 構成ユーティリティ アプリをダウンロード

どっちも端末とMacを接続すれば使える。

…で、確認してみたら以下のようなログが延々と出ていた。

    May xx xx:xx:xx iOS端末名 com.apple.launchd[1] (com.apple.ubd) <Notice>: (com.apple.ubd) Throttling respawn: Will start in 1 seconds
May xx xx:xx:xx iOS端末名 com.apple.launchd[1] (com.apple.ubd) <Notice>: (com.apple.ubd) Throttling respawn: Will start in 1 seconds
May xx xx:xx:xx iOS端末名 com.apple.launchd[1] (com.apple.ubd) <Notice>: (com.apple.ubd) Throttling respawn: Will start in 1 seconds
May xx xx:xx:xx iOS端末名 com.apple.launchd[1] (com.apple.ubd) <Notice>: (com.apple.ubd) Throttling respawn: Will start in 1 seconds
May xx xx:xx:xx iOS端末名 com.apple.launchd[1] (com.apple.ubd) <Notice>: (com.apple.ubd) Throttling respawn: Will start in 1 seconds
(略)
  

うーん、なんだろうこれ。

とりあえずエラーメッセージでググってみた。

launchdはプロセスの起動を制御するデーモンプロセス。

こやつがubdを1秒毎に呼ぼうとしてる?

ubdとはなんぞや…。

“ubd” is the Ubiquity Server Process.

何者なんだ…。OSXの方でなにやらエラーログを出しまくるという現象あり。

iCloud関係なの?確かにログインはした事あるけど、今はログアウト済なんだよなあ。

また、iPhone5のバッテリー持ちが4よりもひどいという所ではまったく同じログを吐いている人も。

ただし、決定打ではない…。

困り果てているところへこんな情報。(OSXっぽいけど)

This message would repeat in the logs every 10 seconds. And would continue to repeat even after the offending application had been force quit. A quick search for com.apple.ubd shows it is the iCloud synchronization daemon.

  • アプリケーションをあらかたkillしてみる?
    • 念のため端末自体も再起動してみる
    • 再起動後、ダメ元でもう一度インストールしてみる
      • インストールされた
      • なんで!?

しかも

正常にインストールできるようになってからも、インストール失敗した端末だけは依然として

    
      May xx xx:xx:xx iOS端末名 com.apple.launchd[1] (com.apple.ubd) <Notice>: (com.apple.ubd) Throttling respawn: Will start in 1 seconds
    
  

ログは出続けている…。

インストールできない問題と、このエラーメッセージは関係ないの!?

数ある内の一台だけ…なぜ。


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