Vimを使い始めるためにインストールから設定まで行った

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あらすじ

参考サイト

ダウンロード

はじめにVimをgetする。

$ wget ftp://ftp.vim.org/pub/vim/unix/vim-7.3.tar.bz2

次にvim7.3の最新のパッチファイルを確認して、ftp://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.3/からダウンロードする。今382だった。

$ cd vim73
$ mkdir patches
$ curl -O 'ftp://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.3/7.3.[001-382]'
$ cd ../
$ cat patches/7.3.* | patch -p0
patching file src/misc1.c
patching file src/version.c
patching file src/ex_docmd.c
patching file src/version.c
.
.
.

patchコマンドって使った事ないなーと思い、-p0ってなんぞやとman patchしてみる……。

-pnum または –strip=num

   パッチファイルで見つかったファイル名それぞれについて、 num 個の

   スラッシュを含む最小のプレフィクスを取り除く。隣接した 1 個また

   は複数のスラッシュの並びは 1 個のスラッシュとして数えられる。こ

   のオプションはパッチを送った人と異なるディレクトリにファイルを

   格納している場合のために、パッチファイル中のファイル名の扱いを

   変更する。例えば、パッチファイル中のファイル名が

   /u/howard/src/blurfl/blurfl.c

   であったとすると、 -p0 とするとファイル名全体が変更されずに用い

   られ、 -p1 とすると

   u/howard/src/blurfl/blurfl.c

   のように先頭のスラッシュが取り除かれ、 -p4 とすると

   blurfl/blurfl.c

   のようになり、 -p を指定しなければ blurfl.c となる。最終的に参

   照されるディレクトリはカレントディレクトリ、または -d オプション

   で指定されたディレクトリである。

インストール

configureで色々オプションを指定する必要があるよう。

|*–disable-selinux|Don’t check for SELinux support.|

|*–enable-xim|Include XIM input support.|

|*–enable-multibyte|Include multibyte editing support.|

|*–enable-fontset|Include X fontset output support.|

|*–enable-rubyinterp=OPTS|Include Ruby interpreter. default=no OPTS=no/yes/dynamic|

|*–enable-pythoninterp=OPTS|Include Python interpreter. default=no OPTS=no/yes/dynamic|

|*–with-features=TYPE|TYPE: tiny, small, normal, big or huge (default: normal)|

うーん。xim(X Input Method)とX fontsetはいらないのかも?

$ ./configure --disable-selinux --enable-multibyte --enable-rubyinterp --enable-pythoninterp --with-features=huge
$ make
$ sudo make install

設定ファイル

$HOME/_vimrcもしくは.vimrcファイルの中に書きこんでいく。とりあえずこんなものを設定してみた。なお、.vimrcファイルではダブルクォーテーションがコメントとなる。

"オートインデント
set autoindent
"バックアップディレクトリ
set backupdir=/tmp/vimbackup
"スワップファイル用ディレクトリ
set directory=/tmp/vimbackup
"タブ、行末を可視化
set list
"listで表示する文字の設定
set listchars=eol:$,tab:>\ ,extends:<
"行番号表示
set number
"シフトの移動幅
set shiftwidth=2

色づけ

vim カラースキーマなどでググると色々出てくる。もしくはvimをインストールした場所(/usr/local/share/vimなど)/vim73/colorsの下にもある。このファイルを$HOME/vimfiles/colorsもしくは$HOME/.vim/colorsに放り込む。

今回はSolarizedを入れてみる。

$ mkdir -p .vim/bundle
$ mkdir .vim/colors
$ cd .vim/bundle/
$ git clone git://github.com/altercation/vim-colors-solarized.git
Cloning into vim-colors-solarized...
remote: Counting objects: 336, done.
remote: Compressing objects: 100% (189/189), done.
remote: Total 336 (delta 102), reused 309 (delta 75)
Receiving objects: 100% (336/336), 92.06 KiB, done.
Resolving deltas: 100% (102/102), done.
$ cp vim-colors-solarized/colors/solarized.vim ../colors/

最後に.vimrcファイルにこのスキーマを読み込む設定を書く。

syntax enable
set background=dark
colorscheme solarized

これでvimを使う準備はOK。どんどんvim使っていこう。

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